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ERPパッケージは単なる業務統合パッケージではない! その理由とは

ERPパッケージは、今や日本国内の企業においても導入されていますが、まだまだなじみが薄いこともあり、「ERPパッケージは単なる業務統合パッケージに過ぎないのでは。」という声を耳にすることもあります。

 

日本国内から海外まで多くの情報システムがあり、その中でパッケージソフトといった形態のソフトがあります。わたしたちがよく知っているソフト、身近に使用しているソフトには、表計算ソフトやワープロソフト、財務会計システムなどがあります。そもそもパッケージソフトには、あらかじめ標準機能が備わっており、その中で必要と思われる機能や使いたい機能をすぐに使うことができます。

 

とくに、必要とされる機能の仕様について、あらかじめ定義する必要もなく、安価で購入できてしかも簡単に情報システムを利用することができるという点では、大きなメリットがあります。ERPパッケージは、「統合業務パッケージ」と呼ばれることがよくありますが、業務パッケージという言葉が誤解を生むこともあります。

 

ERPパッケージの特徴として、企業で必要とされる標準的な業務機能が組み込まれているので、これを導入すればすぐに簡単に使えるようになる、つまり、ERPパッケージを導入さえしておけば、すぐに簡単に使えるだろうということです。しかし、ERPパッケージは、単に業務ソフトを統合化しただけではなく、ERPという新しい経営資源や管理システムが導入されています。ERPパッケージを導入しただけで簡単に使いこなせるというものではありません。

 

ERPパッケージ自体は、世界各国の企業の業務について吸収したものであり、パッケージソフトとしての完成度はかなり高いものです。しかし、だからといってERPパッケージが完璧ですべてにおいて優れているということではなく、単純な業務パッケージという視点に立つと、専門領域とされるパッケージソフトと比較する場合、やはり不十分と思われるところもあります。

 

これからERPパッケージの導入を検討している企業では、このような点について混同しないように、そして導入すること自体がメリットをもたらすのではなく、企業で本当に必要とされているのは業務パッケージなのか、それともERPパッケージなのか、十分に比較検討して、冷静に判断する必要があります。